サハラガラスパークは、岩手県一関市の厳美渓近くにある世界のガラス館です。
サハラガラスパーク
岩手県一関市厳美町滝ノ上263−1
園内入り口付近には、ガラスIN、ガラスパークサハラ、硝子展示などの看板があります。
厳美渓は、岩手県一関市にある磐井川中流の渓谷です。
1927年9月5日に、国の名勝及び天然記念物に指定されました。
サハラガラスパークの開業は1993年で、市内でガラス店を営んでいた佐原得司さんによるものです。
佐原さんは1956年に一関市中央町に佐原屋硝子店を開業し、板硝子・鏡製品等の販売を開始しました。
その後、住宅機器製造販売、形状記憶合金研究開発などを行い、1993年にサハラガラスパークを開館しました。
全体がヨーロッパ基調で、佐原さんが世界を周って見た風景などがモチーフです。
世界のガラス工芸品10万点を展示販売しているほか、ガラスの笛吹きガラス工芸体験コーナーもあります。
メルヘン調のガラス小物、気品と優美さを併せ持つアートガラス、あふれるガラスの色彩と光にあふれています。
ガラスパークオリジナル商品は、ここでしか販売していないオリジナル商品です。
ガラスのテーマパークとも言え、1800本のステンドグラスで作られた花時計にはビックリです。
レトロな雰囲気のガラスの小径には、ガラスの作品が並んでいます。
色使いがカラフルで、何とも言えない独特な雰囲気です。
吹きガラス体験や工房見学もでき、1輪挿しやグラスなどを作ることができます。
宙吹きガラス、ハンドグラビール、トンボ玉の技法を使った、オリジナルなガラスの制作です。
宙吹きガラス技法は、古代ローマ帝国時代に発明された技法と伝えられています。
この技法が発明されたことにより、形自体のバリエーションに自由度が増しガラスアートの発展に繋がりました。
2階には、壁から照明まで全てガラス製というレストランもあります。
アクセスは、JR東日本一関駅から厳美渓方面行きまたは須川方面行きのバスで約20分です。
自動車では、東北自動車道一関ICから約10分または、前沢ICから約20分です。
【岩手・一関】昭和レトロなサハラガラスパーク(外部リンク)