旅のあれこれ

オートパーラーシオヤ

 オートパーラーシオヤは、千葉県成田市にあるレトロ自販機のお店です。

 オートパーラーシオヤ
 千葉県成田市猿山935−4

 オートパーラーとは、自動販売機が客をもてなすお店です。
 オートレストランとか、ドライバーズレストランとか呼ばれることもあります。
 昭和40年~50年代に増加したと言われる、24時間営業の休憩スポットのことです。
 シオヤは、レトロ自販機の聖地として知られる昭和のドライブインです。
 成田市の丘陵エリアを走ると、県道79号・横芝下総線の峠道に、ひっそりと佇んでいます。
 店内には、多数の自販機やゲーム機などが並んでいます。
 とくに軽食の自販機は、当時のドライバーたちの胃袋と好奇心を満たしたそうです。
 時代の移り変わりとともに役割を終え、2025年7月にはオートパーラー御三家の一つが閉店しました。
 最後の一角のお店であった、埼玉県のオートパーラー上尾です。
 オートパーラーシオヤは、よりレアな存在になりました。
 経営しているのは、道路の向かい側にあるガソリンスタンドです。
 シオヤは24時間営業ですが、ガソリンスタンドは午前8時から夜7時までの営業です。
 昨今のレトロブームも相まって、知る人ぞ知る立ち寄りスポットになっています。
 高度経済成長期に激増したドライブインは、現在ではその役割を道の駅やサービスエリアに譲っています。
 いま全国で、ドライブインは約200店舗程度にまで減少しているのが現状です。
 一方、現存するドライブインは独自のサービスなどによって、根強く支持されています。
 オートパーラーシオヤの店内に入ると、昭和にタイムスリップしたような感覚です。
 使い古されたテーブルと椅子、ずらりと並んだレトロな自販機が安らげる空間になっています。
 こちらには、全国に70台ほどしか残っていないとされる、うどんと蕎麦の自動販売機もあります。
 オートで調理された、アツアツの天ぷらうどんが登場してくのです。
 薄味ながら出汁の効いたつゆと、染み出した天ぷらの油が体を温めてくれます。
 ほかに、カップヌードル、珈琲、弁当、ボンカレーライス、チーズバーガーなどもあります。
 よくよく見ると、いくつかの自販機は稼働していません。
 時代に取り残された自販機たちは、1台1台、静かにその生涯を終えているのです。
 永遠の眠りについたの自販機には、修理不可能のため売中止とさせていただきますと書かれています。
 調子がイマイチな自販機は、夜間対応ができない18時から翌朝8時は販売停止にしているそうです。
 アクセスは、JR東日本成田線滑河駅から徒歩約15分です。
 自動車なら、東関東自動車道成田ICから約30~40分です。


貴重な昭和レトロ自販機を楽しめる『オートパーラーシオヤ』で1人飯(外部リンク)

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