京成立石というと、通常、京成線の立石駅周辺のことを指しています。
立石仲見世通り
東京都葛飾区立石1丁目18−18
京成立石駅
東京都葛飾区立石4丁目24
京成立石駅は、葛飾区の中央に位置する京成線の駅で、1912年(大正元年)に開業しました。
ローカルな駅ですが、多くの居酒屋が散在し、「せんべろの街」としても有名です。
せんべろとは、千円でべろべろに酔えるくらい安く飲めるという意味の俗語です。
かつて町工場が多かったことから、居酒屋、スナック、バーなどの多い下町とされます。
ここでは京成押上線が利用できますので、押上駅や青砥駅に行くことが可能です。
押上線では連続立体交差事業工事が行われ、現在駅には北口、南口ともに仮改札が設置されています。
京成押上線は都営浅草線に繋がり、日本橋駅や新橋駅などへも1本で行け通勤や通学に便利です。
成田空港へも、京成特急スカイライナー利用で約1時間、早ければ約40分でアクセス可能です。
この界隈は戦争で焼かれなかったため、昭和の古い建物がわりと残っています。
背の高いビルは少なめですが、駅まわりの大規模再開発が決まり、一部では工事が始まっています。
再開発というのは、立石駅北口地区、南口西地区、南口東地区の計約4.5haです。
北口地区では、立石駅北口地区第一種市街地再開発事業が進められています。
対象は駅の北口側に隣接する、葛飾区立石4丁目・7丁目の約2.2haの区域です。
ここは古くから商業地として発展しましたが、都市基盤は未整備のままでした。
そのため細い街路がひしめいて、老朽化した木造家屋が密集していました。
計画では、敷地を西街区と東街区に分けて開発する予定です。
西街区には、地上36階地下2階の戸数約710戸のタワーマンションが建ちます。
低層部には、商業施設が設置される計画です。
東街区には、地上13階地下3階の複合施設が建つ予定です。
低層階には商業施設、3~13階には葛飾区役所が住居する計画となっています。
西街区と東街区の間には、バス、タクシー、一般車対応の交通広場が整備される予定です。
そして、基幹道路、歩行者専用道路、歩道状空地、緑の空間、オープンスペースなどが整備されます。
2023年から解体工事がスタートしており、完成は2028年度の予定です。
南口西地区では、立石駅南口西地区第一種市街地再開発事業が進められています。
プロジェクトは、2023年7月に都市計画決定しました。
対象となるのは、駅の南側に隣接する約1.3haの区域です。
ここは立石仲見世商店街を中心としてた昔ながらのエリアで、老朽化した建物や狭い路地がひしめいていました。
計画では、A敷地とB敷地に分けて開発する予定です。
A敷地には、地上34階地下1階の商業施設、駐輪場、事務所など、約700戸のタワーマンションが建ちます。
南口東地区では、立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業が進められています。
プロジェクトは、2024年に東京都知事から組合設立が認可されました。
対象となるのは、駅の南東側に隣接する約1.0haの区域です。
この区域の中心は立石駅通り商店街で、スーパー、コンビニ、飲食店などが軒を連ねています。
南口西地区と同じく、A敷地とB敷地に分けた開発が予定されています。
A敷地には、地上32階地下2階建てのタワーマンションが建つ予定です。
ここに、店舗やオフィス、公益施設、駐輪場などが併設されます。
そして、A敷地とB敷地の間には交通広場が整備される予定です。
アクセスは京成線立石駅で、東京駅約19分、大手町駅約21分、上野駅約15分、日暮里駅約16分です。
再開発で消える街、京成立石の今(外部リンク)
立石 再開発 妄想MAP「京成立石駅 周辺再開発」の風景を妄想する(外部リンク)