成田山赤城寺は、群馬県桐生市新里町にある真言宗智山派のお寺です。
成田山赤城寺
群馬県桐生市新里町大久保413−4
千葉県の大本山、成田山新勝寺の末教会にあたります。
新勝寺のウェブサイトでは、成田山赤城大教会(赤城寺)と称されています。
国道353号線沿いの赤城山の中腹にあり、見晴らしはとてもよいです。
赤城山の麓に不動明王を建立したいという、初代住職の願いから建立されました。
初代住職の照天大和尚は、生まれ育った赤城山の近くに、不動明王を祀りたいと願っていました。
お不動さまは、右手の「悟りの智慧」を表す利剣で、煩悩と心の迷いを断ち切ります。
そして、左手の「羂索の縄」で悪を縛り上げ、煩悩から救い上げます。
赤城山は古代より、山の神や沼の神として信仰されてきました。
山頂のカルデラ湖や火口丘の地蔵岳、そして赤城山そのものに対する山岳信仰に由来します。
806年に大沼のほとりに社殿が移築され、大同元年にちなんで周辺の地が大洞と名付けられました。
赤城神社は全国に約300社あり、山腹の三夜沢赤城神社や山頂の大洞赤城神社が総本宮です。
これらの神社は赤城山南麓を中心に信仰を集め、赤城詣でとして賑わいました。
赤城神社が赤城山の大明神を祀るのに対し、成田山赤城寺は不動明王を本尊としています。
赤城大明神は赤城山信仰の中心となる神様で、赤城山や山頂の湖(大沼・小沼)が御神体です。
豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)や大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一視されることもあります。
赤城大明神は、839年に従五位下、880年には従四位上、1028年には正一位の格式を賜りました。
延喜式神名帳では、名神大社に列せられています。
かつて、大沼に千手観音、小沼に虚空蔵菩薩、地蔵岳に地蔵菩薩が祀られ、神仏習合の信仰が行われていました。
成田山赤城寺は、赤城山信仰そのものとは直接的な関連はありません。
お寺の名前も、赤城山の裾野に位置することから初代住職が名付けたと言われています。
お墓のない祈願寺であり、行っているのは厄除け、家内安全、必勝祈願などです。
境内には、志村けん氏が奉納したとされる大黒招き猫があります。
また、世直しトップ地蔵尊は、コロンムビアトップがモデルだそうです。
ほかにも、珍しい仏像やオブジェが多く、エンターテインメント性のあるお寺です。
お寺のテーマパークを目指し、さまざまな工夫が凝らされています。
しゃくなげ、藤の花、シロイヒガンバナ、ゴヨウツツジ、ミツバツツジなど、多様な花々を見学できます。
また、ポップコーンの無料配布など、ユニークなイベントも開催しているのです。
なお、現在の住職は三代目に当たる照栄という女性で、元ミス太田として太田市の観光大使でした。
アクセスは、上毛電気鉄道新里駅から徒歩約44分、わたらせ渓谷鐵道大間々駅から徒歩約55分です。
自動車なら、北関東自動車道伊勢崎ICより約22分です。
【成田山赤城寺】仏教とエンタメが融合!見どころ満載のお寺をご住職に案内していただいた【群馬県桐生市】(外部リンク)
