首都圏外郭放水路は、洪水を防ぐために建設された世界最大級の地下放水路です。
首都圏外郭放水路
埼玉県春日部市上金崎720
春日部市上金崎から小渕にかけて、国道16号の直下約50m地点に設けられました。
泥水式シールド工法で建設されたシールドトンネルで、延長約6.3 km、内径約10 mです。
1993年3月に着工し、2002年6月に一部の供用が開始されました。
そして、2006年6月に全区間が完成し、全川の供用が開始されました。
公式の愛称は、彩龍の川(さいりゅうのかわ)といいます。
メディアなどでは、特に放水路の調圧水槽を指して「地下神殿」と呼ばれることが多いです。
調圧水槽内の高さ18m、重量500tの巨大な柱59本で天井を支え、その光景が神殿のように見えるからです。
放水路の周辺地域は、かつては利根川の本流が流れていました。
他地域に比べて低く、水が溜まりやすい地形となっています。
江戸時代から水田として開発されましたが、高度経済成長期の都市化で浸水被害が頻発するようになりました。
中川・綾瀬川の流域は、利根川や江戸川、荒川といった大きな川に囲まれています。
周辺には、中川、倉松川、大落古利根川、18号水路、幸松川といった中小河川があります。
中小洪水となった時、洪水の一部をゆとりのある江戸川へ流すことが可能です。
防災意識向上のため、防災ツーリズムのプロジェクトがあり、見学会は7コースとなっています。
調圧水槽の見学のほか、第1立坑、第3立杭、ポンプ室、ガスタービン部、インペラ部などを見学できます。
アドベンチャー体験コースは、見学会のすべてを体験するプログラムです。
マインクラフト防災学習コースでは、マインクラフト内で首都圏外郭放水路を探検します。
流域治水ライトアップコースでは、調圧水槽をライトアップしています。
原則無休で毎日開催していますが、施設点検日等により休止の場合があり要注意です。
見学は原則事前予約制で、公式の予約サイトから申し込みます。
春日部市観光協会などが運営する専用ページから、希望日とコースを選んで予約します。
見学の時、少し肌寒く感じる方もいますので、上着を持っていくといいでしょう。
また、外も歩きますので、日傘や帽子等で熱中症対策が必要です。
すべてのコースで階段が約100段ありますので、自力で歩行できることが必要です。
安全上の観点から、小学校入学前の子供は大人同伴でも参加することができません。
中学生以下の参加者については、子ども5名までにつき大人1名の同伴が必要です。
なお、ペット同伴では、見学会にはご参加できません。
アクセスは、東武野田線(東武アーバンパークライン)南桜井駅から徒歩約30分〜40分です。
駅からは、春日部市コミュニティバスを利用することもできます。
自動車では、圏央道なら幸手ICまたは五霞ICから約30分、東北自動車道なら岩槻ICから国道16号線を野田方面に直進して役30分です。
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