クロウタドリ(黒歌鳥)は、スズメ目ツグミ科に分類される鳥です。
大型で黒色のツグミの仲間で、開けた森林、庭園、農地などに生息しています。
地中海沿岸、中近東、インド、中央アジア、中国、オーストラリア、ニュージーランドに生息しています。
ヨーロッパ西部では留鳥として通年見られますが、中央アジアや中国では夏鳥です。
ヨーロッパでは普通の鳥で、ブラックバードと呼ばれて親しまれています。
イタリアの伝承では、寒い冬から雛を守るため白い羽を持つ母鳥が煙突に巣を作り、白い雛が生まれ3日間煙突に隠れ羽が黒く染まったそうです。
ジョン・レノンが作詞し、ポール・マッカートニーが作曲録音した弾き語りの曲”Blackbird”があります。
日本では主に迷鳥として、南西諸島や日本海側の地域などに渡来しています。
春の渡りの時期に、ごく希にしか見られません。
分布域の多くでは、一般的な都市鳥となっています。
開けた場所に出て、昆虫やミミズ、果実等を食べます。
ヤブから離れた芝生や草地で、ミミズや他の無脊椎動物を引っ張る様子が頻繁に見られます。
雌雄ともに嘴はオレンジ色、オスは全身黒く、メスは黒褐色です。
オスは全身が真っ黒で、黄色いアイリングとクチバシが特徴的です。
目立つところにとまって、一日中美しくさえずります。
さえずりは大きな声で旋律は美しいですが、個体差があります。
警戒していたり、興奮しているときには、甲高い声で鳴きます。
目・科 スズメ目ツグミ科
学名 Turdus merul
英名 Common Blackbird
和名 クロウタドリ、
黒歌鳥
生息 疎林、公園
全長 約28cm