ダイアンサス・レディイングリーン

 ダイアンサス・レディイングリーンは、ナデシコ科ナデシコ属の植物です。
 ナデシコの仲間であるダイアンサス属は、世界に約300種が分布しています。
 ナデシコは、撫でて可愛がる子という意味の「撫でし子」が変化して名前になったとされます。
 ダイアンサス(Dianthus)は、Dios(神)とanthos(花)というギリシャ語が由来です。
 一般的なナデシコとは異なり、花弁がなく緑色の総苞が丸いボール状になります。
 花のように見える部分は、ボール状の総苞です。
 まるで緑藻の1種の毬藻や飾り玉のポンポンのような、可愛らしい草姿に可憐な花を咲かせます。
 カーネーションもダイアンサス属ですが、通常はこれを除いたダイアンサスが総称です。
 わが国では、秋の七草の一つカワラナデシコをはじめ、ハマナデシコなど4種が自生しています。
 レディイングリーンの原産地はヨーロッパで、ナデシコの改良品種です。
 そのユニークな見た目が特徴で、日本ではテマリソウとも呼ばれています。
 繰り返し花を咲かせる四季咲き性で、春からで花を楽しむことができます。
 株がしっかりしていて茎も硬いため、ぐらつきにくいのが特徴です。
 花弁が出ず、グリーンの総苞が丸いボール状になります。
 とても可愛らしく、おしゃれな雰囲気があります。
 条件が合うと、繰り返し花を咲かせる四季咲きです。
 花期は春から晩秋で、草丈は約50cmくらいです。
 夏越しが上手にできれば、春から晩秋まで花を楽しむことができます。
 寒さに強く、多年草として毎年花を咲かせることが可能です。
 日当たりと水はけの良い場所を好み、梅雨や夏の高温多湿は少し苦手です。
 夏は切り戻しをして、半日陰の涼しい場所で管理すると良いでしょう。
 切り花として非常に人気があり、花束やアレンジメントによく利用されます。
 以前は切り花としての流通のみでしたが、苗としての販売も行われるようになりました。
 また、庭植え、鉢植え、寄せ植え、ハンギングバスケットにも適しています。
 
 花言葉は、「無邪気」「貞節」「大胆」「勇敢」「野心」などです。
 「無邪気」「貞節」は、ナデシコの可憐な花の姿と、日本で古くから愛されてきた歴史に由来します。
 「無邪気」は、小さく愛らしい花姿が子どものような純粋さを連想させます、
 「貞節」は、糸を紡いだように見える花びらや、一途な愛を貫く清らかな姿が由来です。
 「大胆」は、主に西洋での花言葉に由来し、色のイメージや品種改良の歴史が関連しています。

科・属  ナデシコ科ナデシコ属
学名   Dianthus barbatus
     'Lady Ingreen'
英名   Lady Ingr
和名   ダイアンサス・
     レディイングリーン
別名   ナデシコ、手毬草
     テマリソウ
原産地  ヨーロッパ
花期   5月~10月

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