青函トンネル記念館は、青森県東津軽郡外ヶ浜町にあるメモリアル施設です。

 青函トンネル記念館
 青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜99

 構想から完成までを音と映像、それに資料パネル、立体モデルなどでわかりやすく展示公開しています。

 大きな吹き抜けの壁に、青函トンネルの構造を知るパネルなどが展示されています。

 また、2階部分では映画も上映されています

 世界に誇る大事業の足跡や、完成に導いた人々の技術と情熱を後世に伝える記念館です。

 トンネルの姿を、立体模型、映像、パネルなどで紹介しています。

 今も利用されている地下坑道の一角に、特設展示エリアを設けています。

 実際に掘削に使われた機械や器機など、当時の現場を再現しています。

 青函トンネルは、1988年に開業した当時、世界最長の海底トンネルでした。

 トンネルは、北海道側と青森側の、両方から掘り進められました。

 青森側が入り口で、北海道側が出口と定義されています。

 北海道側には、1973年に松前郡福島町に開館した北海道立青函トンネル記念館がありました。

 この道立記念館は2002年に閉館し、2005年に新たに福島町立青函トンネル記念館が開館しました。

 ここには貴重な展示資料があり、施設の広場では朝市等のイベントも開催されています。

 海底下にある体験坑道に案内するケーブルカーは、日本一短い私鉄の青函トンネル竜飛斜坑線です。

 わずか8分で、海面下140mへ到着します。

 トンネルを海面下240mに総延長53.85Kmをどう造ったのか、作業坑として使われた一角を展示ゾーンにしています。

 この240mという深さは、全世界のトンネルの中でも一番深いものです。

 2016年3月に北海道新幹線が開業し、本州と北海道の往来が便利になりました。

 青函トンネルは、今後も重要な役割を担っていきます。

 見学コースは、所要時間約45分で回れます。

 海峡味処の紫陽花や、売店コーナーもあり、特産品やオリジナルグッズを販売しています。

 アクセスは、JR東日本津軽線三厩駅下車約100分です。外ヶ浜町循環バス龍飛行きに乗車し、青函トンネル記念館で下車します。

 自動車なら、東北自動車道青森ICから約80kmです。国道7号と国道280号を経由します。

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