旅のあれこれ

バラ

 バラ(薔薇)はバラ科バラ属の総称で、落葉性の双子葉、低木、潅木です。

 ヨーロッパやアジアの温帯が原産で、北半球の温帯域に広く自生しています。 

 原種は、約100〜150種が知られています。

 花の色や香り、形の美しさに加え、品種改良による多様性が高いです。

 世界中で、最も愛されている花のひとつとされています。

 古代エジプトでは、バラの花が神聖な植物とされ、墓や神殿に捧げられました。

 ギリシャ神話では、バラは愛と美の象徴であるアフロディーテと結びつけられます。

 古代ローマでは、社交や祝祭に用いられる花として重宝されました。

 中世ヨーロッパでは、修道院などで薬用植物としてバラが栽培されています。

 ルネサンス期では、詩や芸術などの文化的な側面に用いられています。

 やがて観賞用としての価値が高まり、品種改良が進みました。

 バラ属の成形はつる植物で、葉や茎に棘を持つものが多いです。

 コンパクトな株に極小輪から中小輪の花を咲かせ、環境次第で春から秋まで咲き続けます。

 バラの花は離弁花で、がく片5、花弁5で、雄蕊が多数あります。

 ただし、園芸種では大部分が八重咲きです。

 花色は基本は紅色ですが、黄色、紫色、白色、オレンジ色など多くの色があります。

 香りは品種により強弱がありますが、他系統に比べると芳香性品種は少ないようです。

 株は自立し品種によって大小あり、樹形も直立性から横張り性までいろいろあります。

 チベット周辺、中国雲南省、ミャンマーにかけてが主な産地です。

 ここから中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播しました。

 なお、南半球にはバラは自生しません。

 バラの栽培の歴史は古く、今では1万をこえる品種が栽培されているといいます。

 ざっと分類すると、木の形状になるもの、つる性のもの、その中間型の三つです。

 これがさらに、四季咲き大輪系、中輪房咲き、小輪咲きなどと分かれます。

 現在、観賞用のバラは主に次のような分類です。

・ワイルドローズは、原種で自然に自生する野生種です。

・オールドローズは、19世紀以前にヨーロッパで育種されました。

・モダンローズは、19世紀後半以降に生まれた現代品種です。

・イングリッシュローズは、クラシックとモダンの魅力を併せ持つ品種です。

 花言葉は、全体的には「愛」「美」などですが、色、本数、部位、状態によって多様な意味を持ちます。

 バラの花言葉の由来は、古代ローマの神話や聖書です。

 バラは花の女王と呼ばれ、古くから「愛」と「美」を象徴する花として世界中で親しまれています。

 誕生日やプロポーズ、記念日など、人生の節目に贈られることが多いです。

科・属  バラ科・バラ属
学名   Rosaceae
英名   Rose
和名   バラ、薔薇
原産地  ヨーロッパやアジアの温帯
花期   5月~6月、10月~11月など
     ※品種によって異なる

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