クルメツツジは、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。
江戸時代末期の天保年間に、久留米藩士の坂本元蔵によって品種改良が始められました。
キリシマツツジと野生種のサタツツジなどが、交配されて選抜されたされています。
坂本元蔵は苔を土に混ぜて種をまく方法を考案し、100種類以上の品種を作り出しました。
現在までに700種以上が発表され、約300種が現存しています。
レジナは、その中でも比較的新しい品種です。
早咲きで、小さく可愛らしい花をたくさん咲かせます。
レジナ(Regina)は、ラテン語やイタリア語で「女王」を意味する言葉です。
花は、一般的なツツジに比べて小さめです。
枝先に多くの花をつけ、開花時には株全体が花で覆われます。
小輪で花つきが良く、こんもりと咲くのが特徴です。
赤色やピンク色が基本ですが、紫紅色、白色、淡紫色など多彩な品種があります。
クルメツツジ全体では、4月から5月頃に咲くことが多いです。
レジナは、クルメツツジの中でも早咲きの品種で、他のツツジより1ヶ月ほど早く咲き始めます。
花が終わったら、花がらを取り除きます。
剪定は植え替え時、または花後に行います。
不要な枝は元から切り取り、伸びすぎている枝は途中で切り詰めます。
葉は楕円形から長楕円形で、長さは1〜4cm程度です。
半常緑性で、暖かい地域では常緑ですが、寒い地域では落葉します。
樹形は分岐が多く、高さは1〜3mになります。
コンパクトで枝葉が密生するため、鉢植えや庭植え、生垣など様々な用途に適しています。
育てるには、日当たりが良く午後に日陰となる半日陰が理想的です。
日当たりが強すぎると、葉が乾燥することがあります。
水切れしないように管理し、同時に水はけを良くすることが大切です。
特に、夏や冬の乾燥期には水やりが必要です。
クルメツツジ「レジナ」の花言葉は、クルメツツジ全体の花言葉に準じます。
花言葉は、「情熱」「恋の喜び」「燃える想い」「節制」「慎み」などです。
「情熱」「恋の喜び」「燃える想い」は、 鮮やかな赤やピンク色の花を株いっぱいに咲かせる様子から連想されます。
「節制」「慎み」 は、春先にみずみずしい花と葉をつけ、若く美しい女性を象徴する花とされてきたことに起因します。
学名 Rhododendron x obtusum
英名 Kurume Azalea
和名 クルメツツジ「レジナ」
別名 レジーナ
原産地 日本
花期 3月~4月