バーベナ

 バーベナは、クマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の多年草です。
 バーベナという名前は、学名である Verbena に由来します。
 この学名は、ヘブライ語で良い植物を意味する Herbabona が語源です。
 バーベナの香りは、柑橘系のレモンのような清潔感があります。
 その爽やかさは男女を問わず好まれ、恋を引き寄せるハーブともいわれます。
 ハーブとしては、フランス語風のヴェルヴェーヌ(verveine)が呼称です。
 花は桜に似て美しいことから付けられたのが、美女桜という和名です。
 原産地は南北アメリカの熱帯から亜熱帯の地域で、約250種の野生種があります。
 大部分はアメリカ大陸の熱帯から温帯地方に分布し、一部は南ヨーロッパ、アジアなどに自生しています。
 古代より、魔術、宗教、薬草として用いられ、神聖な花として信じられてきました。
 アメリカ大陸の先住民族が、神聖な花として魔術師やシャーマンの儀式に利用されました。
 煮出した液をまいて悪霊除けを行ったり、家の中に飾って守護や災害除けを願ったりしたようです。
 多くの種類があり、宿根草タイプや一年草タイプなどに分けられます。
 本来は多年草ですが、耐寒性が弱い品種は日本の冬に耐えられず一年草として育てます。
 春から晩秋の長い期間や、花が少ない真夏の炎天下でも生育おう盛です。
 小さな花が密集して咲き、そのかわいらしい花びらや集合して咲く様子が桜の花のようです。
 草丈が高いものは、庭や花壇に植えると暑い夏も休むことなく開花します。
 花色が豊富で、白、赤、ピンク、紫、複色などがあります。
 高さは、芝のように地面を這うものから1mを超すものまでいろいろです。
 三尺バーベナや、バーベナ・メテオールシャワーなどは、草丈が高めです。
 花壇の後方などに植えると、立体感のある庭が演出できます。 
 葉はたいてい単葉で対生し、細かく裂けるものもあります。
 草姿は、茎がやや立ち上がるものと、横へ横へとほふくするものの2つです。
 ほふく性のものは栄養繁殖系品種に多く、暑さ寒さに強く、育てやすいです。
 草丈が低いものやほふくするものは、グランドカバーや寄せ植え、ハンギングになどに向いています。
 花言葉は、「魔力」「魅力」「勤勉」などです。
 「魔力」「魅力」は、バーベナが持つ不思議な美しさや、人を引きつける存在感に由来します。
 「勤勉」は、バーベナが長期間開花することから来ています。

科・属  クマツヅラ科クマツヅラ属
    (バーベナ属)
学名   Verbena
英名   Verbena
和名   バーベナ
別名   ビジョザクラ、美女桜
原産地  南北アメリカの熱帯、亜熱帯
開花   5月中旬~11月中旬

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