アレナリア・モンタナ

 アレナリア・モンタナは、ナデシコ科ノミノツヅリ属の常緑多年草です。
 小さな卵形の葉が対生して、常緑で一年中緑を保ちます。
 ピレネー山脈からポルトガル原産で耐寒性が高く、戸外で冬越ししやすい植物です。
 ヨーロッパでは、山岳風景を象徴するような植物として愛されているようです。
 石組みの庭やアルプス風の景観づくりに、欠かせない存在とされています。
 アレナリア類の中で、特に育てやすい品種とされています。
 にhンでは、ヤマユキソウ(山雪草)、ハナフスマ(花衾)とも呼ばれています。
 日なたから半日陰まで育ち、明るい場所が好みです。
 水はけが良い土が好きで、過湿に注意すれば管理はわりあい楽にできます。
 高温多湿の夏は、風通しと水はけが重要です。
 4月~5月に直径約2.5cmの白い小花をじゅうたんのように広げ、清楚で明るい印象になります。
 背丈は、約10cm〜20cmとわりあい低くおさまるようです。
 花色には、紫色のものもあります。
 細かい葉がぎゅっと詰まってクッション状に広がり、雑草をある程度抑えてくれます。
 白い小花とマット状の緑は、どんな色の花とも合わせやすいです。
 株自体が大型になりすぎず、広がり方も穏やかです。
 庭が広くなくても、小さな花壇や鉢植えでもじゅうぶん楽しめます。
 ビオラや小型の宿根草など、カラフルな花の足元に配すると映えます。
 シルバーリーフやハーブ類と合わせて、ナチュラルガーデン風にするのも良いでしょう。
 主張しすぎないのに、ほどよく存在感を出してくれ名脇役です。
 グランドカバー、花壇の縁取り、ロックガーデンに多用されています。
 小道わきの白いリボンのような植え方が映え、石と石のすき間やレンガのふちなどにも合います。
 この花は、他の山野草との組み合わせもとても良い感じです。
 ロックガーデンや鉢植えに適し、水はけのよい用土と明るい半日陰で育てます。
 鉢植えでは、細かい根がよく張るため、毎年植え替えすると生育が安定します。
 花言葉は、「可憐」「繊細な心」「純粋」などです。
 アレナリア・モンタナは、白くて小さな五弁花をたくさん咲かせ、見る人の心を落ち着かせてくれます。
 地面を覆うように広がりながらも、花の一つ一つは目立たず周囲を引き立て素朴で控えめな姿をしています。
 「可憐」「繊細な心」は、小さく清楚な白い花姿からイメージされたやさしさが由来です。
 「純粋」は、派手ではないけれど澄んだ雰囲気を持ち、近くでよく見ると愛らしさが際立つといった印象から来ています。

科・属  ナデシコ科アレナリア属
学名   Arenaria montana
英名   Mountain sandwort
和名   アレナリア・モンタナ
別名   ヤマユキソウ、山雪草
     ハナフスマ、花衾、
     モンタナ・サンドワート、
     アルパイン・サンドワート
原産地  ピレネー山脈、ポルトガル
花期   4月~5月頃

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