旅のあれこれ

イベリス

 イベリスは、アブラナ科イベリス属(マガリバナ属)の植物です。
 原産地は、南ヨーロッパや北アフリカ、西アジアなどです。
 とくに、イベリア半島で自生している姿を多く見られます。
 イベリアの名前は、原産地であるイベリア半島の名前が由来です。
 イベリスには、およそ40種ほどの種類があるとされています。
 一年草タイプと多年草タイプがあり、春に白い可愛らしいお花を咲かせます。
 代表的な一年草は、アマラ種、ウンベラータ種、オドラータ種などです。
 よく見る多年草は、宿根イベリスとも呼ばれるセンペルビレンス種です。
 一年草を育てる場合と多年草を育てる場合では、栽培方法が少しずつ異なっています。
 一年草は夏越しできず、暑くなると枯れてしまいます。
 一年草のイベリス・ウンベラータが、キャンディタフトという名前で流通することが多いです。
 キャンディタフトという名前は、イベリスの別名(=英名)です。
 愛らしい花の姿が、砂糖菓子が集まったように見えることから名付けられました。
 そこで、多年草、宿根草タイプのものでも、宿根イベリス・キャンディタフトという名前で流通したりしています。
 多年草のタイプは、宿根イベリスなどと明記されていることが多いです。
 多年草のイベリスは、夏場の高温多湿対策が重要です。
 一年草のタイプは、花後、夏には枯れてなくなります。
 園芸店では、だいたい11月くらいから、冬~春にかけて出回ることが多いです。
 草丈は低いものの、横にどんどん伸びて低木のようになります。
 葉も茎も細くて繊細な印象で、可憐な魅力を感じられます。
 品種によって秋に花をつけるものもありますが、一般的な開花時期は4月~6月です。
 太陽に向かって咲くため花茎が曲がりやすく、マガリバナとも呼ばれます。
 和名であるマガリバナは、中国名の屈曲花からついたそうです。
 ひとつの株に小さな花をたくさんつけて、香りも花の姿も甘く愛らしいです。
 花弁は4枚ですが、内側よりも外側の2枚が大きくなります。
 白い花をつけるものが多く、日本ではトキワナズナとも呼ばれます。
 白色だけでなく、淡いピンク、淡い紫色、赤花などもよく見る花色です。
 
 花言葉は、「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」「こまやかな人情」「心変わり」などです。
 「心をひきつける」は、小さな花が密集して白い花が一面を覆う姿が印象的で、人の目を強く惹きつけることから来ています。
 「初恋の思い出」は、可憐で清楚な雰囲気の白い花が、どこか初々しいイメージを与えるためです。
 「甘い誘惑」は、香りが甘くやや強い品種もあり、その甘い香りや見た目から付けられました。
 「こまやかな人情」は、小さな花びらが集まって個々は控えめなのに、全体が華やかになることから来ています。
 「心変わり」は、イベリスの花が時間の経過とともに、咲き方や見え方が変化していくことが由来です。

科・属  アブラナ科 マガリバナ属
    (イベリス属)
学名   lberis
英名   candytuft
和名   イベリス
別名   マガリバナ、屈曲花、
     トキワナズナ、
     トキワマガリバナ、
     キャンディタフト
原産地  ヨーロッパ、北アフリカ、
     西アジアなど地中海沿岸地域
花期   4月~6月

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