旅のあれこれ

アンスリウム

 アンスリウムは、サトイモ科アンスリウム属に属する常緑多年草です。
 アンスリウム属は、ベニウチワ属ともいい、600種以上あります。
 原産地は、西インド諸島や熱帯アメリカです。
 生育に適した温度環境は約18度〜30度で、温暖な気候を好みます。
 別名は、うちわの形をしていることから紅団扇(べにうちわ)と言います。
 フラミンゴの立ち姿に似ていることから、英語圏では”flamingo flower”が呼称です。
 アンスリウムの魅力は、その美しい花にあります。
 アンスリウムの主な開花時期は、5月から10月頃です。
 花持ちが良く、長期間楽しめるのも魅力の一つです。
 レースのカーテン越しなど、直射日光が当たらない明るい場所を好みます。
 耐陰性がありますが、日当たり不足だと花が咲きにくいです。
 花が咲かないとき、主な原因は養分不足、日照不足、根詰まり、根腐です。
 冬でも、適切な管理をすれば花を咲かせることもあります。
 花のように見える部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる茎の部分です。
 仏炎苞とは、仏像の背後にある炎のような飾りの仏炎に似ていることに由来します。
 実際の花は、その中心にある棒状の肉穂花序(にくすいかじょ)です。
 肉穂花序とは、太い花軸に柄のない多数の小花が密生する花序の一種です。
 暖かくなると活発に成長して、品種によってさまざまな色の花を咲かせます。
 近年では、アンスリウムの多様な品種が注目を集めています。
 特に、葉に美しい模様が入る品種や、珍しい色の花を咲かせる品種は、希少価値が高いです。
 鮮やかな赤、ピンク、白などの仏炎苞と、つややかな緑の葉が特徴的です。
 独特のシルエットと鮮やかな色合いから、観葉植物として人気があります。
 また、観葉植物としてだけでなく、切り花としても人気があります。
 
 花言葉は、「煩悩」「恋にもだえる心」などです。
 「煩悩」「恋にもだえる心」は、アンスリウムの鮮やかな色と独特なハート形に由来します。
 これは、燃えるような恋心や煩悩に苦しむ胸の内を表しているとされます。

科・属  サトイモ科アンスリウム属
学名   Anthurium Schott
英名   flamingo flower
和名   アンスリウム
別名   ベニウチワ、紅団扇
原産地  西インド諸島、熱帯アメリカ
花期   5月~10月

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